第7回  吉田侑祐さん
         (平成18年度卒)
〜プロフィール〜

昨年卒業したばかりでまだ記憶に新しいかと思います。
4年間駅伝にフル出場。
先輩からも後輩からも愛された、高知大伝説のエースです☆

2003年第47回大会 3区42分19秒 区間11位
2002年第46回大会 3区42分04秒 区間12位 ☆高大記録
2003年第47回大会 1区27分35秒 区間9位
2004年第48回大会 1区26分58秒 区間4位 ☆高大記録

写真は先日行われた中四個人にて。5000mにオープン参加したときのものです。


『チーム全員で襷を繋ぐ、それが駅伝というものです。』


こんにちは、去年卒業した吉田です。
僕は大学4年間、毎年、中四駅伝を走らせてもらいました。
その中でも一番印象に残った駅伝はブロック長として臨んだ駅伝です。

この時のオーダーは
1区吉田(3年)
2区舞原さん(4年)
3区宮崎(1年)
4区健太さん(4年)
5区啓太さん(4年)
6区津田(1年)
リザーブ
山花(3年)
小前(1年)

リザーブを含め、8人全員が5000m15分台と総合力が高いチームで駅伝に挑みました。

当日メンバー変更がありましたが、結果は9位、総合タイムも高大記録(当時、去年更新される。)でした。目標8位に1秒届きませんでしたが、そこそこ良い結果を納めることができました。

3回生時が印象に残っている理由は、駅伝について真剣に考えた大会だったからです。
ブロック長になり、『駅伝は1人では勝てない』ので、練習からチームを引っ張て総合力を上げようとまず考えました。
結構当たり前のことですが、中学から大学2年までは自分が走れたらいいと思っていました。大学でブロック長を任された時は少し嫌でしたしね(笑)

でも、今はして良かったなあと思います。駅伝前にはインターネットを駆使して他大学の選手のほぼすべてのデータを調べ、分析もしました。今思うと、どんだけ暇やねんと思います(笑)。でも、調べたデータが少しでチームの役に立てばいいかなあと当時は思っていました。以前とは違い、『自分の出来よりチームの出来』と素直に考えていたなあと思います。
長々と書きましたが、在校生の皆さんに言いたいことは、チームのために駅伝に臨んでくださいということです。

走る人は高知大代表として誇りと責任をもって走ってください。自分1人で走っているではなく、走ることのできない人を含めたチームすべての思いが襷に込められているのですから。
たくさんの思いがこもった母校の襷をつないでいくのが駅伝だと僕は思います。今もっている力を出し、自分が満足できる走りをすれば結果がついてくると思います。

最後に駅伝の中核を担うのはいつも3回生ではないかと僕は思います。走るのもそうですが、走る以外の部分でチームに貢献することも大切です。いろいろ大変かもしれませんが、頑張ってください!!
応援しております。

(平成19年11月17日)


中四個人にて後輩の走りを見て、「ボクも一応OBですから、是非書かせてください」とのことで今昔物語のコメントをいただきました。

よっしーたちが入学して間もない頃、たまたまK谷先生がグラウンドにいらっしゃったので中長の後輩たちを引き連れて挨拶に行ったのですが、
「(高校時代)四国チャンピオンです!!」とよっしーを紹介したところ、
「ぜんぜんそんな風に見えんなぁ!」とK谷先生がおっしゃったのを思い出します。

入学当初から、先輩たちを唸らせるキレイなフォームで黙々と走っていました。

ついつい練習しすぎてケガをしてしまう選手がどうしても多いですが、よっしーを見てると休むときは休む!を実践しており、
そこらへんも強さの秘訣なのかなぁ〜などと思わずにはいられません。


伝説の男は、誰よりも後輩たちの活躍を願ってくれてることと思います。
お言葉を胸に刻んで、練習に励んでくださいな♪